◆今日2月9日は夏目漱石の生誕140年の日です。東京メトロ東西線の早稲田駅を出ると 「夏目坂」という緩やかな坂があり、夏目坂の始まりに「夏目漱石生誕之地」の碑が建っています。今その場所は吉野家があり、140年の記念の日にこの生誕の地で牛丼を食べました。夏目坂は漱石の父親が名付けたと言われており、「三四郎」という鮨屋、「そうせき」という居酒屋など、夏目漱石になじみの名前の店がいくつかあります。カレーやとんかつが好きだったといわれる漱石が今、生きていれば、きっと吉野家の牛丼も好んで食べたことでしょう。Photo_8
◆新宿区早稲田南町の閑静な住宅地の一角に「漱石公園」いう、小さな公園があり、夏目漱石の胸像があります。ここが「漱石終焉の地」です。絶筆となった「明暗」を執筆中に胃潰瘍が悪化して49歳の生涯を閉じたこの地は、今は梅の花が咲き、猫がひなたぼっこをしていました。
◆おまけ・・・・・「浪漫」、「兎に角」という漢字は、言葉遊びが好きだった漱石の造語だそうです。へぇ・・・へぇ・・・
fm きむら
◆続き・・・・・夏目漱石の墓は、豊島区南池袋の雑司が谷霊園にあります。竹久夢二、サトーハチロー、 大川橋蔵など、著名人の墓の多い雑司が谷霊園の中でも夏目漱石の墓はひときわ大きく
目立ちます。墓碑は巨大な安楽椅子の形をしており、高さは2メートルほどあります。墓の
手入れは行き届いており、いつも花が供えてあります。場所は都電荒川線の雑司ケ谷駅か
東京メトロ有楽町線の東池袋から5分ほどです。