梅雨にはまだ少し早いかもしれませんが、山麓では一足はやくコアジサイが咲き始めました。
今の時期、ヤマボウシも満開になっています。
ハナミズキに似ていますが花びらの先端が尖っています。(ハナミスキはへこんでいます。)
(青梅丘陵にて)
藤田
梅雨にはまだ少し早いかもしれませんが、山麓では一足はやくコアジサイが咲き始めました。
今の時期、ヤマボウシも満開になっています。
ハナミズキに似ていますが花びらの先端が尖っています。(ハナミスキはへこんでいます。)
(青梅丘陵にて)
藤田
ヤシオツツジ(八汐躑躅)と呼ばれるツツジはアカヤシオ、シロヤシオ、ムラサキヤシオツツジの3種類ありますが、奥多摩ではアカヤシオとシロヤシオが自生しています。今年は残念ながらアカヤシオを見る機会がありませんでしたが、シロヤシオは何とか見ることができました。今年は花の数が少ないようです。シロヤシオは別名ゴヨウツツジ(五葉躑躅)とも呼ばれ愛子内親王のお印にもなっています。
(御岳山奥の院にて)
藤田
イワカガミと聞くと、私の場合は高山植物のコイワカガミをすぐ連想してしまいますが、奥多摩のような低山でも何箇所か生息しているようです。岩場に咲いて葉が鏡のような光沢を持つのが名前の由来になります。
(鋸尾根にて)
奥多摩に咲くイワカガミは正確にはアカバナ(ベニバナ)ヒメイワカガミと言うのだそうですが、素人目にはなかなか区別は難しいです。
藤田
咲いている野のスミレもだいぶ種類が増えてきました。
ヒナスミレ
小さなスミレですが葉は大き目です
フイリフモトスミレ
ヒナスミレよりさらに小さなスミレです
フイリでないものもあります
エイザンスミレ
花は普通サイズですが葉が炸裂しています
(御岳山にて)
藤田
カタクリは昔は片栗粉の原料として使われていました。平地から標高1000mくらいまで分布しています。青梅市内の群生地ではちょうど今が満開となっていました。
アズマイチゲ カタクリと同じ場所に群生しています
藤田
このところ暖かい日が続いてだいぶ春めいてきたようです。
御岳渓谷は一見するとまだ冬枯れの様相ですが、咲いている花の種類が増えてきました。
タネツケバナ 苗代用の種籾を水につけるころに咲くのが由来だそうです
アブラチャン 早春の木の花は小さくて黄色いものが多いようです
ハナネコノメ
コチャルメルソウ 花の形がチャルメラに似ているのが由来だそうです
タチツボスミレ
カントウタンポポ 総苞が反り返らないのでセイヨウタンポポと区別できます
藤田
ネコノメソウは、その結実した姿が猫の目のように見えるという名前の由来があります。奥多摩でも何種類か見ることができますが、その中でも春先の早いうちに咲き始めるのがハナネコノメとツルネコノメソウです。小指の爪よりも小さな花で、花びらに見えるのは4枚の萼片で、花びらはありません。
ハナネコノメ 蕾が開き始めて赤い雄蕊が見えます。
ツルネコノメソウ 一部開花しています。
(古里駅周辺にて)
藤田